エアコンは屋外に取り付ける室外機と、部屋の中に取り付ける室内機の2つがセットになって初めて稼働させることができます。
しかし、室外機の設置場所に関しては、あまり気にしたことがない人もいるかもしれません。実は、室外機を置く場所はエアコンの稼働効率を大きく左右する要素であり、その設置場所によってかかる電気代も変わってきます。
室外機の周りに邪魔なものがあると熱をうまく排出できず、余計な負荷がかかって効率も悪くなるので、周囲に物を置かず風通しのよい場所に置くのがおすすめです。また、直射日光がなるべく当たらない場所に置くことも大切です。直射日光が当たると十分な熱交換ができずに無駄な電力を消費します。ただし、すでに設置してある室外機を動かすと配管が破損して故障の原因になりますので、その場合は動かさないようにしましょう。どうしても直射日光が避けられないときには、日よけをつけるのもよい方法です。日よけをつける際は、吹き出し口を塞がないように注意してください。室外機には室内の空気を排出するだけでなく、外気を取り込む働きもあるため、風通しのよい場所に置くことがおすすめです。