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空き家問題⑥

全国の空き家でお困りの皆様こんにちは!
これまで空き家がもたらす被害や地域問題に至るまで様々ご紹介してまいりました。
引き続き新たな情報も発信していきたいと思っていますが、今日は、空き家放置によって被る、持ち主側の損なお話を紹介いたします。「代執行」。皆様もお聞き覚えのある言葉かもしれませんが、空き家等対策の推進に関する特別措置法に、「行政による代執行」(法14条9項)があります。
要するに、古い家屋を放置すれば様々な被害(火災や害獣、犯罪)の原因となります。
行政は、維持管理が必要だったり更地にする必要がある家屋に対して「特定空家」と認定しこれを命令します。履行しない場合は強制的に解体や措置を行うことができます。
もちろん費用は全額!持ち主に請求されます。「固定資産税の軽減措置対象から除外」。これはあまり聞かないけどなんとなく理解できるような感じですね。文字通り、税金増額の措置です。
「特定空家」の認定を受けるケースは多いものの、現実的には「代執行」まで至る案件は多くありません。がしかし、「特定空家」に認定されてしまうと固定資産税を増額されてしまいます!!(最大約6倍に)
これだとお金を掛けたくないはずの「放置」が本末転倒ですね。お困りの方の多くは、様々な生活状況の中での空き家管理になっていると思います。
なかなかゆっくり考える時間もとれずいつしか放置になっているのかなと思います。
「特定空家」になる前にまずはご相談(無料)ください!