皆様こんにちは!
前回に続きまして(4)の引き戸への取り替えについては車椅子の方へのサポートが主となります。
トイレや部屋から部屋への移動も押したり引いたりせずにスライドで開閉が可能になります。
構造上スライドが難しい時は、折れ戸やアコーディオンカーテンなど様々対応できます。もちろん
ドア自体を撤去しスムーズに出入りできるようにする工事も対象です。ドアの左開き→右開きや、
内開き→外開きなどへの変更工事も対象です。
注意事項としまして、ドアの経年劣化などによる交換は対象外ですのでお気を付けください。
(5)の便器取り替えについてです。基本的にはトイレの便器を和式から洋式に変更するというもの
です。身体の動きのリスクを減らす意味では大変重要ですね。近年では若い健常者でも和式は無理だ
という方もいるくらいです。この(5)の便器取り替えについても様々注意点があります。
工事は便器交換ですのでその間使用できませんよね。ですので施主様のご協力が必要です。そこで、
工事中は仮設トイレを設置してほしいという方がいらっしゃいますが、この費用は対象外です。また
現状のトイレ以外で新たに洋式便器で設置改修したいという場合も対象とはなりません。あくまで便
器の交換(和→洋)という内容です。(6)については文言通りでこれまで紹介しました五種類の工事
に連なる改修工事費がその対象であるという項目です。
以上ざっくりと、介護改修工事が数割(1~3割)の自払い負担で20万円分支給してもらえる「介護保険
における住宅改修」のごく一部を紹介させていただきました。
気になる点やご質問などございましたらアイセイホームにお気軽にご相談ください。
百人百様の改修パターンがあると思います。ご満足いただけるお手伝いをいたします!
次回、『すこやか住宅改造助成』(上限30万円)のご紹介をお楽しみに!